
今は、環境についての記事も多くなりましたが、私は、20数年前から関心があり、主に新聞記事を中心に読んでいました。数年後や十数年後、数十年後に世界的にも大きく問題になることが予め、何らかの形で報道されているのを自分の経験からわかりました。
私が住んでいる塩釜は、港町ですが、魚の漁獲量が大きく減っています。その原因を報道するテレビ番組も最近ありました。
このブログで、その予め何らかの記事で、後に大問題となったケースを私の経験の中でご紹介したいな、と思います。
後に大問題になるにかかわらず、放置されているのは何故か?を考えると、共通する原因があるように思います。(その国の)既存の大きな組織、大きな業界を守るために、少し将来の、世界(その国)の多くの人が犠牲となるかもしれない、取り戻すことができないかもしれない大きな損害を放置することです。地球は一つ、みんなつながっていることを忘れている。
地球の温暖化は、大きな周期の中で起こっているということです(今は氷河時代)。しかし、近時の温暖化は、その速度は、その地球単位のダイナミズムではこれまでに経験がないといいます。
★ここからは松井孝典先生(日経オンラインで紹介)の本を読んでー700万年生き続けてきた人類がたった1万年(狩猟採集の生物圏から農耕牧畜による人間圏になって)で危機に直面しているということです。
狩猟採集で問題なかったのが、農耕牧畜の段階になると、地球全体の物・エネルギーの流れに乱れが生じ、その乱れで直面しているのが地球の環境問題であり、資源エネルギー問題です。
更に、地球上の人口が100年で4倍の65億人。50年で倍の計算です。そのままいくと、人間の重さが地球と同じ重さになるのに2千数百年しか要しません。
そして、地球の固有の物の流れの速度と比べ、人間圏の駆動力によるスピードは10万倍ということです。人間は時間を10万倍早めていることになります。人間の直面する問題は、時間を早めることに起因し、つまりそれは人間の欲望の問題です。
地球システムとの調和の限界点(地球は、いえ人間は、もうこれでおしまいだ!)までいかないと人間は人間が生きていける限界をわからない、とすればどうしたらいいのでしょうか。
人間圏の共同幻想を考え直すことしかありませんー★
私の身近な省エネ対策やその失敗談も載せていきますね。(写真は、「かぐや」から撮影された地球)