宙に浮いた年金記録のサンプル調査(7840件を抽出)の結果で分かったことです。これまで、社会保険庁は、宙に浮いた60歳以上の人の記録の持ち主は大半が死亡しているとか、年金の受給資格がない人と説明してきましたが、少なくとも約一割の人は生存していることが分かりました。しかも、サンプル調査で本人を特定できないケースが38.5%、入力している記録が正しくないケースが9.6%があるため、もっと多いことが推定できます。
◎以上のことからわかるのは、すでに年金を受給している方も、改めて履歴を調べることが必要な方が少なからずいるということです。
◎上記のように、特定できない、記録が正しくないことがわかりました。ということは、直接、本人(又は受任者)が社会保険事務所に出向き、年金受給のチェック項目等を再度検討することが必要となるということです。このまま社会保険庁が調査をしても発覚できないことだからです。今後の受給する年金の額にもかかわってきますし、遡って差額を支払ってもらうこともあるかもしれません。
現在、社会保険事務所では、予約による年金相談を受け付けています。社会保険事務所に出向き、長時間待たされることがないように、下記の電話番号に予約を入れてからの相談をお勧めします。なお、ご本人以外の代理の方は委任状をご持参ください。
仙台年金相談センター 022−262−5527
仙台東 社会保険事務所 022−257−6111
仙台南 〃 022−246−5111
仙台北 〃 022−224−0891
石巻 〃 0225−22−5115
古川 〃 0229−23−1200
大河原 〃 0224−51−3111
予約受付時間 午前8:30〜午後5:15(土・日・祝日を除く)
ラベル:宙に浮いた年金記録